EVO2017で日本人の「ときど選手」優勝!ストリートファイターV部門
EVO2017「ストリートファイター5」の部門でときど選手が見事優勝しました。
大会結果と合わせて、感想を書いていきます。
EVOとストリートファイター5部門
格闘ゲームの世界大会になります。
【Evolution Championship Series】を略してEVO(エボ)といいます。
今回は2017年に行われた大会なので、EVO2017です。
ゲームごとに「部門わけ」がされているのですが、
その一つである「ストリートファイター5」の結果をお伝えします。
ストリートファイター5(結果発表)
優勝 ときど選手(日本)
準優勝 Punk選手(アメリカ)
3位 かずのこ選手(日本)
4位 板橋ザンギエフ選手(日本)
5位タイ もけ選手(日本)
5位タイ NuckleDu選手(アメリカ)
7位タイ Filipno champ選手(アメリカ)
7位タイ MOV選手(日本)
スト5の優勝はときど選手
なんと優勝です。
まさか日本人が優勝するとは驚きです。
とはいっても、日本人初優勝ではなく、過去にふーど選手、ももち選手が優勝しているんですよね。
そのときはEVOを見ていませんでした。(にわか)
私が見たのは、ボンちゃん選手が、ルフィー選手に負けて2位になったときです。
あのときが悔しくてたまらなかったので、今回は勝って自分のことのようにうれしかったですねー。
それもですよ。戦う前の状況ってときどさんが不利だったんですよ。
不利な状況からの勝利
優勝を決めるまでの流れを説明しますね。
ウィナーズ、ルーザーズがあります。
ウィナーズはずーーと勝ち続けて、決勝に行くんですけどね、
そこで一度負けると、ルーザーズに落とされるわけです。
落とされたルーザーズの選手は、もう1度負けると敗退です。
そのままずーーと勝ち続けて、ウィナーズの1人と決勝で戦う。
そして、「優勝を決める」ってルールになります。
ウィナーズ側はパンク選手、ルーザーズ側がときど選手でした。
細かいことを言えば、プールだの何だのあるのですが、
まあ、そんな感じと思ってください。
それでですね。ルーザーズは1度負けている(ウィナーズの人に負けてる)ので、
決勝では、連続で2回勝たないと優勝できないんですよ。
これを「リセット」っていうんですけど、要はずっと勝ち続けなくてはいけないので大変ってわけです。
そんな中で、ときど選手は優勝を勝ち取ったのです。
パンク選手は精密機械
試合内容とかは、素人の私には分かりませんが、
相手は大会でも勝ち放題のパンクって選手です。
2フレームにタイミングを合わせて、技をくらわせていました。
時間にして2/60秒です。0.03秒ですよ。
「パンチを見て」というわけじゃなくて、
ジャンプをして、その「着地の瞬間」になるのですが、それでも0.03秒って
「は?それを狙いますかーー。」って思いますよ。
ミスをすると相手のチャンスになるわけですからね。
そんな精密機械といわれている選手に勝ったのです。
ときど選手のインタビュー
それでね。勝ったときのインタビューがまたいいんですよ。
「マゴさんがいたから勝てた」って言ってました。
マゴさんっていうのは、ときどさんと同じく格闘ゲームの選手です。
二人はライバルみたいな、セット?親友?みたいな関係なんですよ。
マッドキャッツに2人とも所属して、プロゲーマーとして活躍していたときもありましたし、
何か切っても切れない関係ですよね。
そんな2人ですが、EVOの優勝インタビューで名指しですよ。
2人の追っかけでもない私でも
「これは、熱い。」って思いました。
関係者の人達は、さぞ感動したのではないでしょうか。
おわりに
動画を見ると良さが分かると思いますよ。
ときどさん愛用のキャラで勝ったのも熱い展開ですし、
最後のポーズがまたいい。
ときどさん特集になっていますが、他の日本人選手も3、4、5、7位と健闘していますよね。
世界大会で表彰されるだけでもすごい。
熱い試合を見せてもらった後には、熱い記事を書くしかないね。